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リクリ14 ライトニングトーク
“ソフトの終わりは、技術の終わり?”
フォローアップ

こんにちは。r360studio 森和恵です。昨日参加したセミナー「第14回リクリセミナー 「Web制作の未来、あなたの未来」」にて、ライトニングトークを担当しました。

担当したライトニングトークについて、もろもろをまとめておきたいと思います。当日使ったスライド・録画データや、「スライドに仕組んだ効果」などのウラ話も書いておきますね。

今回のお話の趣旨

Fireworks終了について、私見をどこかで話したいなと思っていて、今回のライトニングトークで「未来の話」につなげました。Fieworks終了の騒動の時に、「なんでこんなに後ろ向きの人が多いんだろう?」と思ったので。(製品へのバッシングが、酷かったせいもあります。特に、使ったことがない人たちからの。Fireworks終了の真相は、akihiro kamijo さんのブログ記事がくわしいです。)

技術を身につけることで仕事をする私たちは、「何を身につけるか?」という選択肢に常に迫られていると思います。成功する時もあれば、失敗するときもある。しんどい職業ですよね。

あれこれ手を出して失敗したくないから、狭いフィールドで勝負するというのもアリです。そこは、人それぞれの考えですから。

でも、個人的には、「面白そうなことは、とりあえずやってみよう!」派でいたいと思っています。たとえ失敗したとしても、無駄にはならず自分の血肉になるし、それを恐れて進まないのは、なによりも楽しくないよ!ということを声を大にして言いたかったんです。

今回は、終わってから「共感しました」と言ってくださった方が多くて、嬉しいです。
お聞きくださりありがとうございました。 (^^)

フォローアップデータ

スライドとセッション内容を録画したムービーを公開します。

スライド

当日使ったスライドです。スライドシェアで公開しています。

ソフトの終わりは、技術の終わり? from Mori Kazue

事前練習の動画

前日に練習した時の動画です。ライトニングトークは時間が短いので、こんな風に練習を何度かやります。今回は、3回ぐらい練習しました。事前練習ですので、当日発表した内容と違う部分もあります。また、「プツ…プツ」とノイズが入ってしまってます。すみません。

スライドに仕組んだこと

ライトニングトークは、短い時間でインパクト!が勝負になります。内容をより楽しんでいただけるようにスライドに仕組んだことをお話しします。これが正しい方法ではないかもしれませんが、私はこうしてますということで。(^^)
(こういうウラ話って、言ってしまうと面白くないのですが、今後ライトニングトークにチャレンジする人のための参考になれば…と思いまして。)

スライドの下側は開ける、中央揃えを使わない

まず最初に基本的なことですが、スライドの下の方は、少し広めに空けてあります。映画館のように段差がついていない会場の場合、後ろの人は前の人の頭でふさがれて、下の方が見えないためです。できれば、事前に会場に足を運んで、アタリをつけておくことをおすすめします。

プロジェクターが投影する解像度(今回は、1024×768ピクセルのようでした)を確かめて、スライドサイズを作っておきましょう。

また、中央揃えにすると、スライドを切り替えるたびに、文字の読み出し位置が変化します。目線が泳いで、ちらかった印象になるので、左肩をそろえています。そのため、スライドごとに極端に文字数が違わないように注意しています。文字数が極端に変わる時は、レイアウトを変えています。
※今回なら、写真があるスライドは、文字数の多い所です。

出だしが肝心

ライトニングトークは、短いです。時間はとっても貴重です。また、スタートダッシュが肝心です。私は、ライトニングトークの場合は、スライドタイトルの読み上げ、名前の読み上げは割愛します。今回も、「では、始めます。よろしくお願いします」で、すぐスタートしました。

スライドの 「...」は、続くという暗示

ライトニングトークの場合は、インパクトが大事です。スライドをめくる時に、次の展開を覚えておいて、期待感をだすように言葉を加えます。例えば、次のスライドは続きがあります。

「Web制作のような技術の流行り廃りが多い職業、続けていくのはシンドイと思っていました。だから私は!…」(ここでスライド次へ)「先行逃げ切りを考えていたんです。ある程度稼いだらすぐにやめようと思っていました」…みたいに読み上げたいと思った時に、そのきっかけを忘れないために1枚目のスライドの後に目印で「...」をつけておきました。

スライド背景の色

「序盤→中盤→終盤→まとめ」では、スライド背景が「青→明るい紫→明るい緑→黄」と徐々にカラーが明るくなるように作りました。これは、話しの転換により色が変わることで、目線を新しくしてもらう狙いがありました。また、話の盛り上がりに合わせて、明るく彩度の高い色を使って、気持ちを盛り上げてみました。

※一つ失敗したのは、最後の黄色などで、プロジェクターを通したら明るすぎたことです。もうちょっと、暗めの色にした方がよかったかも…。

感想、ありがとうございます!

今回のセミナーでは、Twitterハッシュ 「 #resem14 」がついていました。感想を頂いたので、合わせて紹介します。コメント頂けると、とっても励みになります。ありがとうございます。(^^)

 

また、ブログでも感想を頂いています。ありがとうございます。

ライトニングトーク登壇を終えて

8分間という時間を頂いて、「自分が思う、未来への立ち向かい方(学ぶこと)」をめいいっぱいお話ししました。普段は、セミナー講師をしていますので、「役に立つことを理解してもらう」という、自分の意見を挟むことを(基本的には)ゆるされないフィールドで話をしています。なので、自分の意見を好きに話していいという、ライトニングトークは、とても楽しいものでした。リクリさん、ありがとうございます。参加できて幸せでした。

また、機会があれば、どんどんチャレンジしていきたいと思います。
(各位さま、お声がけおまちしています。)

終了後の自分のツイート

次は、8月10日のまにフェスで登壇

今度は、8月10日 "まにまにフェスティバルP2" 3Fオープンステージにて、「私が、本を書いて出版するまで ~執筆から宣伝~」というお題でお話しします。うわさによると、トップバッターかもしれないそうで…(汗)

3Fオープンステージは、無料ですので、お気軽におこしください。お会いできますこと、楽しみにしています!

まにまにフェスティバル(まにフェス)P2

2013年7月28日

r360studio 森和恵

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